鍼治療の効果 ~血流増加編②~血球

血液の中にある血球について調べました。 どんな役割があるかわかると、血流が良くなることで身体にどんな変化が起きるかわかります。

赤血球は、血液量の約40%を占めています。 血液が紅い原因は、赤血球にはヘモグロビンというタンパク質が含まれているからです。 ヘモグロビンというタンパク質が肺から酸素を取り込んで全身の組織に酸素を届ける役割をしています。 細胞は酸素を使って体に必要なエネルギーを生み出し、老廃物として二酸化炭素を出していますが、 赤血球は細胞に酸素を運び二酸化炭素を組織から肺へ運ぶ役割もしています。 赤血球の数が少なすぎる状態(貧血)になると、十分な量の酸素を運ぶことができず、疲労感や脱力感などの症状が現れてしまいます。 赤血球の数が多すぎる状態(赤血球増多症)になると、血液が濃くなりすぎて固まりやすくなり、心臓発作や脳卒中のリスクが高くなります。 この赤血球の寿命は、100~120日で、寿命が尽きると肝臓や脾臓で処理されます。

白血球の数は赤血球に比べて少なく、赤血球600~700個に対して1個の割合くらいです。 白血球の主な働きは、体を感染から守ることです。白血球には5つのタイプがあります。

好中球:最も数が多いです。細菌や真菌を殺して取り込んだり、異物を取り込んだりすることによって体を感染症から守っています。

リンパ球:3つの種類があります。 T細胞(Tリンパ球)とナチュラルキラー細胞は、ウイルス感染から体を守っており、がん細胞を発見して破壊することもあります。 B細胞(Bリンパ球)は、抗体をつくる細胞になります。 単球は、死んだ細胞や損傷した細胞を取り込み、感染の原因になる様々な微生物から体を守ってくれます。

好酸球:寄生虫を殺し、がん細胞を破壊するほか、アレルギー反応にも関係しています。

好塩基球:アレルギー反応に関係しています。

白血球には血流に乗ってスムーズに流れているものもありますが、多くは血管の壁に付着していて、なかには血管の壁を通り抜けて別の組織に入り込むものもあります。 また白血球は感染を起こしたところや問題のあるところに到着すると、さらに多数の白血球を呼び寄せる物質を放出しています。 白血球の働きは、全身にくまなく分布していて、微生物が侵入するとすぐに集まってきて撃退する準備を整えています。 白血球は、微生物を飲み込んで分解したり、抗体を産生したりしますが、この抗体が微生物にくっつくことによって、さらに撃退しやすくなります。

白血球数が少なくなりすぎた状態(白血球減少症)になると、感染を起こしやすくなります。 白血球数が正常値より多くなった状態(白血球増多症)になったとしても、直接それによる症状が現れることはありませんが、感染症や白血病などの病気の徴候として白血球数が増えることがあります。

血小板は、細胞に似ていますが細胞ではなく、赤血球や白血球より小さい粒子です。 血小板の数は赤血球より少なく、赤血球約20個に対して1個の割合です。 血小板は血液の凝固作用に関与していて、出血しているところに集まって凝集し、血栓という血のかたまりをつくって血管の損傷部分をふさぎます。 同時に、さらに凝固を促す物質を放出します。 血小板の数が少なすぎる状態(血小板減少症)になると、あざや異常な出血が起こりやすくなります。 血小板が多すぎる状態(血小板血症)になると、血液が固まりやすくなり、脳卒中や心臓発作の原因になります。

血球は、カラダに大事なガス交換の一助を担ってくれますし、白血球が防御機能を持っているので、カラダを守ってくれます。 また、血小板などがケガした時など、出血を防いでくれたりしています。

血液は、自分のカラダを健康にしてくれる成分が入っているので、血流が悪くなり、どこかで滞ってたりすることで、血球が持ってる役割が十分に機能しなくなり体調を崩したり、病気になりがちになったりしてしまいます。

鍼治療は、自分の力をうまく引き出してくれる治療なので、お薬のようにカラダに取り込むことではないので副作用もありませんので安心ですね。

次回は血漿について説明します。

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