鍼の治療効果 ~血流増加編①~
最初に血液について説明いたします。
鍼治療が効果として、”血流増加”があります。 血流増加するとどうなるのか? まず、血液はどういった役割があるのか? ということを説明します。
結論からいうと、 血液は、『酸素と栄養素を運びます』というお仕事をしています。
血液は”血球”と”血漿”からなります。 血球には、赤血球、白血球(リンパ球、好中球など)、血小板からなります。 約99%が赤血球で、残り約1%が白血球と血小板です。 血漿は、約90%が水分で、ほかにタンパク(アルブミン、グロブリン、抗体、酵素など)、 タンパクの分解物質(尿素、尿酸など)、 脂質(中性脂肪、コレステロールなど)、 ブドウ糖、 電解質(カルシウム、マグネシウムなど)、 無機質(鉄、亜鉛など)などが含まれています。
鍼治療で、血流増加すれば血液が血球と血漿をスムーズに運んでくれて、 『酸素と栄養素』を全身に送ってくれるので健康増進に繋がってくるというわけですね。 次はもう少し詳しく説明していきます。