ケース4(鎖骨部周辺の痛みと肩甲骨と背骨の間の違和感)
右肩が下がって、腕を内側に回すと右鎖骨周辺(前方胸骨側)に痛みがある。 寝ていても、どちらの横向きに寝ても痛みがある。 動かしたときは、腕を内側に曲げると痛みがある(水平内転)。
鍼治療(董氏楊氏奇穴治療) 『痛いところには刺さない』遠隔鍼治療を行っているので、 今回は、右の足首辺りに1本刺して動かしてもらう。 痛みの場所が、外側に移動。 次に肩甲骨と背骨の間の違和感に対して、左の外側ふくらはぎ辺りに3本。 肩を痛みが出ていた方向など色々な方向に動かしてもらう。違和感も痛みも消失! このまま30分!(その間、何度か動かしてもらう。痛みなし。)
鍼を抜いても痛みはないので終了。
全く痛みのある場所には鍼を刺していません。 毎回ですが、患者さんは不思議に思われます。
『痛いところに鍼を刺していない』ので、鍼治療中に痛みの確認ができます。 効いているか、効いていないか?治療を受ける側も治療している側も分かります。
効果がある鍼治療。
知ってると知ってないのでは、大きな違いがありますよ。