頚椎ヘルニア
- 歩きとからだ本舗はり灸治療院
- 2020年2月15日
- 読了時間: 2分

頚椎ヘルニアと診断された女性
肩凝りの治療で、整骨院に通われていて肩から手にかけて痺れが出現。
整形外科受診し、MRIなどの検査で頚椎ヘルニアと診断。湿布と薬、電気治療を数回やったが、特に変化がないので当院に来院される。
来院されたときは、首、肩の痛み、手にかけての痺れの訴えがある。
上を向く動作の時に、首に痛みと、肩に痛み、肩から腕の外側にかけて痺れが出てくる。
寝方によっても症状は出現する。
事務系のお仕事で、パソコンを見ていることが多い。
※当院では、痛みや症状があるところに鍼治療を行わず、別の場所に鍼を刺すので鍼を刺してすぐ効果判定することが出来る。
鍼を足のツボに、2本刺して首を動かしてもらい痛みや症状の確認を行う。頸の痛みは軽減し、上を向きやすくなる。
足に追加で3本刺していく。そこで再度首を動かしてもらい症状の変化を確認する。
痺れも軽減。
この状態で置鍼(鍼を刺したまましばらく安静)。5~10分おきに首や肩を動かしてもらう。状態の確認と、この患部を動かすことが治療になっていく。
約40分ほどで治療終了。
1ヶ月は週2回の治療を勧める。鍼治療4回目くらいから、背骨の調整も入れていく。回数を重ねるほどに症状は軽快していき、2ヶ月目に週1回の治療へ。途中2週間空いてしまったが、症状はほぼない。9割くらい状態は良いということに。今3ヶ月目ですが、とりあえず2週間に1回の治療で来院されている。
このまま症状が軽快すれば終了となれるだろう。
まず、ちょっと症状が強い方は最初に集中的に状態を良くするために週2回来院してもらう。状態が良くなれば、来院回数を減らしていくことが出来る。人によって1回でよくなる人もいれば、回数を重ねないとよくならない人もいる。これは、年齢やお仕事、生活環境、もともと持っている病気などにも関係する。
治療で変化が出せれば、良くなっていくと考えられます。1回1回の治療で変化があれば、あんまり間を開けずに治療することが良い結果につながります。
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