ケース2(腸脛靭帯炎)

2週間くらい前より、右膝の外側に違和感がある。
 

 
ランニングを毎日10㎞ほど行っている。
 

 
歩き方を評価すると、骨盤などが外側へ逃げるような感じ。
 

 
歩く時には痛みはなし。走っていると痛みが出る。しゃがみ込みでも違和感があるとの事(少し痛む)。
 

 
腸脛靭帯の圧痛を確認すると、痛みがあるとの事。

治療

(董氏楊氏奇穴治療)遠隔鍼治療
 

 
鍼治療で、痛みがあるところには刺さないので、右膝下肢は全く触らない
 

 
最初、膝の訴えがあるので、膝の治療をしてみる。
 

 
治療するのは、左指と、左肘辺りに鍼治療をしてみる。
 

 
鍼を刺して、歩いてもらったり、しゃがみ込みをしてもらう。
 

 
あまり変化なし。
 

 
やはり腸脛靭帯炎のようなので、左前腕部に鍼治療
 

 
歩いてもらい、しゃがみ込みをすると痛み消失。
 

 
そのまま30分(あいだ何回か歩いてもらったり、しゃがみ込みをしてもらう)。

痛みがないようなので終了。

しかし、また走っていると腸脛靭帯炎は再発すると思われるのでインソール作製も勧める。
 

 
走り方を変えることで予防と治療はできる。

当院は、現在の痛みを取りながら、今後再発しないように予防などのアドバイスもしています。
 

    0